ジンバブエの子ども達に質の高い教育機会を提供し、
農村地域の発展を実現します。
活動概要
Summary
活動地域: ジンバブエ・セケ地区(首都ハラレから90分)
支援対象: カンダバ小学校・中学校
- インフラ整備
- 教育支援
- コミュニティ支援
現状
農村部と都市部における著しい教育格差
- 小学校卒業試験合格率:35%(都市部の平均70%)
- 中学校卒業試験合格率:6%(全国平均25%)
問題意識
常態化している貧困の連鎖と人口増加による深刻化
ジンバブエでは、大学進学に全国一律の試験が課されており、教育環境が整っていない農村部の生徒は都市部の生徒と比べて著しく不利な立場に置かれています。その結果、多くの農村部の若者は低賃金労働に従事せざるを得ず、貧困の連鎖から抜け出すことができません。
さらに、年率2%の若年層人口増加に教育インフラの整備が追いつかず、教室不足や衛生的な水の確保といった基本的な課題が山積し、教育格差は一層深刻化しています。
私たちの目標
農村の学校の学習環境を改善する事で、貧困の連鎖の解消を目指します。
- 教育成果の向上
- 小学校卒業試験合格率を70%(都市部の水準)に改善
- 中学校卒業試験合格率を30%(全国平均)に向上
- 教育環境の整備
- 校舎の修繕・増築による学習環境改善
- 教育設備の近代化
- 安全な水供給システムの確立
- 持続可能な支援体制の構築
- 地域コミュニティとの協働
- 教員支援プログラムの確立
- 継続的な教育支援の仕組み作り
具体的な支援内容
1. インフラ整備
- 校舎の修繕・増築
- 給水設備の設置
- 教室設備の改善
2. 教育支援
- 教材・文具の提供
- 教員研修の実施
- 学習環境の整備
3. コミュニティ支援
- 地域との協働体制構築
- 保護者との連携強化
- 持続可能な運営体制確立
わたしたちのビジョン
教育を通じて誰もが自分の夢を目指せる環境を
セケ地区でのプロジェクトを通じて、質の高い教育を実現するモデルケースを確立し、他の農村地域へと展開していきます。大学進学を果たした若者たちが、故郷への恩返しとして地域の発展に貢献する - このような正の循環を生み出すことで、農村部全体の社会経済環境を向上させ、持続可能な地域づくりを目指します。